事業経営には、三つの技術が必要とされている。固有技術、管理技術、社会技術の三つである。固有技術とは、その会社にしかない技術を指す。列をなしてでも食べたいラーメン屋があれば、それはお客がそのラーメン屋の固有技術を買っているのである。管理技術は、ヒト、モノ、カネを管理する技術である。目標やプランを定めて、6ヶ月先行で業績をチェックする。社会技術では、人間、とくに経営者の姿勢が問題になる。事業経営は、ソロバンと人間関係に尽きる。