▼商品には開発者の人間が出る
大手飲料メーカーの商品企画部長、佐藤章。
年間500万ケースで「ヒット」、1000万ケースで「大ヒット」といわれるこの業界で、
缶コーヒーが、1999年に1050万ケース、翌2000年には緑茶で2250万ケース、
2001年はウーロン茶で1300万ケース、2002年はアミノ酸飲料で1470万ケースと
4年連続の大ヒット商品で、業界をあっと言わせた。
コンビニエンスストアの清涼飲料コーナーで、消費者が商品を選ぶ時間は約2秒。
その2秒で、いかに商品を手に取らせるか。商品は、その開発者の「人間」が出るという佐藤。
「間違えてもいいんだ。自分を出せ」。共に闘う部下たちに、佐藤は今日もハッパをかける。
(プロフェッショナル仕事の流儀4より)
04/26:反田快舟
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