ヤミ金被害者にとっての弁護士の立場:中小企業の未来を拓くコンサルネット

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ヤミ金被害者にとっての弁護士の立場

ヤミ金融の取り立てというのは、人間の尊厳を無視するような本当にとんでもないものです。
こういうひどい取り立てがされているのに、警察や行政もあまりとりあってもらえません。
彼らには、「借りたものは返すのが当然」という考えが一部にある。
本来なら、あの取り立て自体が恐喝罪や恐喝未遂になってもおかしくないんです。

今は法律で、「弁護士が間に入って通知を出したら直接本人に取り立てしてはいけない」ことになっています。
そのことを多くの人に知ってもらいたいし、弁護士がつくということは、本人にもヤミ金融と戦う下支えができるわけです。
だから、私が衝立。それが倒れてしまうと、被害者の方に取り立てが集中しますからね。
私はそこから逃げるわけにはいかない。そこで踏ん張れるかどうかが重要だと思います。

(プロフェッショナル仕事の流儀2より)

企業の倒産現場にも遭遇してきましたが、暴力団のそれは本当に恐ろしいものです。
それと対決しつづけてきた宇都宮さんの使命感と精神力には頭が下がります。


2008/02/15 22:41:consulnet.co.jp