▼京セラフィロソフィー 「値決めは経営である」
値決めは経営である

 経営の死命を制するのは値決めです。

 値決めに当たっては、利幅を少なくして大量に売るのか、それとも少量であっても利幅を多くとるのか、その価格決定は無段階でいくらでもあるといえます。

 どれほどの利幅をとった時にどれだけの量が売れるのか、またどれだけの利益が出るのかということを予測するのは非常に難しいことですが、自分の製品の価値を正確に認識したうえで、量と利幅との掛け算が極大値になる一点を求めることです。

 その点は、お客様にとっても京セラにとっても共にハッピーである値段でなければなりません。この一点を求めて値決めは熟慮を重ねていかなければならないのです。

09/11:反田快舟

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