気持ちをいかに切り替えるか:中小企業の未来を拓くコンサルネット

中小企業の未来を拓くコンサルネット
気持ちをいかに切り替えるか

心臓手術は、最悪の場合、命を落とす結果になる。
めったにないといっても年に何度かは必ずあるんです。
手術がうまくいったときほど、自分や周りに怒りをぶつけたい気持ちになります。

けれども、起ってしまったことはしかたがない。大切なのはそこからどうやって抜け出すかです。
今目の前にいる死にそうな子をどうやって助けるか、そちらに意識を切り替えないといけない。
過去に起きたことをいくら悔やんでも先には進めないので、そこで終わりにする必要があるんです。

くよくよしてばかりいては進歩がない。その患者さんがどうして亡くなったのかという原因がわかれば、
同じことを繰り返さずに済む可能性があるわけです。
次に同じような患者さんが来たら絶対に助ける、とチーム全体で考えることが重要だと思います。
そうすれば、不幸にして亡くなる人が年間5人から4人へ、4人から3人へと減っていき、最後にはゼロになるかもしれない。
そうなるまでには、勉強することがいくらでもあります。
By佐野俊二

(プロフェッショナル仕事の流儀1より)

人間は同じ過ちを繰り返す。これは性格から来ているという。
これを直すには行動を変えることというが、なかなか難しい。
まず、そうなりたいと強く思うこと、そして原因追究と勉強、これしかない。


2008/01/19 12:45:consulnet.co.jp